バースのヴィンテージショップ [2024/04/21]

バースのヴィンテージショップ [2024/04/21]

コラム

この生地を見たら、バースにあるヴィンテージファブリックのショップを思い出します。

ロンドンから列車で約1時間。『Susannah』は、ニューヨークやパリにあるヴィンテージショップと同じように、有名なデザイナーが新しいデザインのインスピレーションを得るために訪れる、ヴィンテージ素材がいっぱいのショップでした。

初めて訪ねた時、日本人だとわかると、先週、日本から取材が来たのよ〜と見せていただいたのが日本ヴォーグ社のスタッフさんの名刺でした。もちろん、フランス、イギリス、アメリカの『布とパッチワークを訪ねて』の連載をされていた松浦香苗さんにもお会いしたようです。 『日本の代表的なパッチワークの作家さんです!』と説明しておきました。

昨日は、Cath Kidstonさんが来てくれたのよ!と嬉しそうに話していました。こういった海外のショップは、どこでも半端ない量の在庫を持っているところが多いのは、資本の問題なのか?またはコレクターとして極めているのか?といつも感心してしまいます。

Sueのショップも例外ではなく、天井まで高く生地が積み上げられていて本人もどれだけあるかもわからないようでした。
何回か訪ねるうちに店番まで頼まれてしまいました。(短時間だからいいけど)

その時は、まだ、アンティーク雑貨の買い付けにロンドンに行っていたので、生地よりピッチャーやミラーなどの仕入れを優先し、それらを大量に送ってもらいました。しかし、予想以上に梱包が不十分で、ほとんど割れて届きました。やはり、自分で梱包すべきだった! 紛失や破損はいつものことと覚悟していましたが、ショックな量でした。それがきっかけで、もう割れ物は、嫌だ!と思い、アンティークジュエリーとテキスタイルをメインに扱うことにしたのです。

この生地は、Sueから買ったものです。2色展開でした。